芸術への国の支援

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 長引く新型コロナウイルスの影響で、世界中の美術館や博物館が休館になり、芸術に関わるイベントの開催中止や延期などが続いています。

各国では、芸術に関与している個人や組織を保護するためいろいろな支援を始めました。


ドイツでは、「アーティストは必要不可欠であるだけではなく、生命維持に必要なのだ」と文化相が会見。芸術に関わる中小企業に向けて最大500億ユーロ(約6兆円)を個人には、最大100億ユーロ(約1兆2000億円)の支援を発表。

イギリスでは、ACE(芸術評議会)が1億6000万ポンド(約212億円)の緊急資金を提供することを発表。個人では、公的資金による文化プログラムの実績があれば、最高2500ポンド(約33万円)の助成金を申請が可能。

イタリアでは、緊急基金(1億3000万ユーロ=約156億円)の創設を発表。

アメリカでは、NEA(米国芸術基金)が、非営利芸術団体向けに7500万ドル(約83億円)の緊急支援の方針を発表。

シンガポールでは、芸術団体向けに160万シンガポールドル(約1億2000万円)の緊急支援を発表。能力構築(スキルアップ)にかかる費用を助成。国立文化施設の利用料は約3分の1を減免を決定。芸術文化セクターにおける雇用の維持のために5500万シンガポールドル(約41億円)の支出を発表。

香港では、5500万香港ドル(約7億7000万円)の支援を発表。助成プロジェクトについては、1万5000〜13万0000香港ドル(約21〜182万円)を、非助成プロジェクトには1万5000香港ドル(約21万円)、芸術家個人には7500香港ドル(約10万5000円)を支援。

カナダでは、個人のフリーランスに対して、2000カナダドル(約15万円)を最大4ヶ月支給。

オーストラリアでは、芸術家・芸術組織の緊急支援に約500万オーストラリアドル(約3億3000万円)と発表。


 一方日本では、どうかと言うと・・・。
文化庁が、宮田亮平長官名義で「日本の文化芸術の灯を消してはなりません」とのメッセージを発表。ただし、特に支援策も補償については触れられていません。

ただし、札幌市では、新型コロナウイルスの緊急対策第2弾となる補正予算案を2000億円余りとする方針を決定。活動の場が失われたアーティストや劇団を支援するため、3000万円を計上する予定しています。また、音楽や演劇といった活動内容をネット上に無料で公開することを条件に、活動費用として最大200万円を支援するということです。素晴らしい行動力です。


芸術や文化は、人が心を豊かに生きて行く上で、力を与えてくれる大切な糧(かて)になります。日本でも、国による支援を心から願います。<(_ _)>

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