千葉の美術系高校について

イラスト1.jpg
 千葉には、美術を学べる高校がいくつかあります。
下記の高校です。


公立

松戸高等学校 芸術科 
 偏差値49 / 最寄駅 新京成線 松戸新田

私立

市原中央高等学校 普通科芸術コース 
 偏差値57 / 最寄駅 小湊鉄道線 上総山田
国府台女子学院高等部 普通科美術デザインコース
 偏差値64 / 最寄駅 京成本線 市川真間
東京学館船橋高等学校 美術工芸科 
 偏差値43 / 最寄駅 北総鉄道北総線 小室

(みんなの高校情報https://www.minkou.jp/hischool/調べ)

ちなみに、市原中央高等学校はスクールバスが充実していて通いやすいので、
当アトリエからもデッサンの勉強をして何人か進学しています。


 そもそも、生徒さんはどのような理由で美術系高校を選択するのでしょうか?
一番多い理由は、
美大を目指して将来美術に関わる仕事をしたいからではないでしょうか。φ( ̄ー ̄ )

美術系高校に進むのは、当然メリットとデメリットがあります。

メリット

・美術に興味がある者が集まる。
  考え方・趣味・指向性が共通なことが多いので、人間関係が充実できます。

・美術関係の授業が多い。
  一般の教科が少なくなり、美術関係の授業が多くなるので、授業を楽しめます。

・美大受験に有利。
  実技の授業が多いので、当然実力もつきます。

デメリット

・授業料が普通科よりも割高になる。
  これは道具・資材に費用が掛かるためです。
  また、学費とは別に道具や資材の購入をしなければなりません。

・5教科の学力が不足する。
 一般の教科の授業数が減るので当然ですが。


 ちなみに有名な美大の合格者の出身高校で千葉の美術系高校
どれだけ入っているか調べてみました。
過去3年分(2016年~2018年)のデータを参考に4人以上いる高校を記載しました。

東京芸術大学(美術以外も含みます。)

 ・松戸高等学校 2018年 4人

武蔵野美術大学
 
 ・鎌ヶ谷高等学校(一般) 2018年 8人 
 ・安房高等学校(一般)  2018年 6人
 ・松戸高等学校 2018年 5人 

多摩美術大学

 ・鎌ヶ谷高等学校(一般)  2018年 6人  
 ・船橋東高等学校(一般)  2018年 6人 

 ・船橋啓明高等学校(一般)  2018年 5人
 ・薬園台高等学校(一般)  2018年 4人
 ・安房高等学校(一般)  2018年 4人

東京造形大学(該当する高校がなかったので、参考に記載しました。)

 ・松戸高等学校 2018年 2人  

女子美術大学(該当する高校がなかったので、参考に記載しました。)

 ・松戸高等学校 2018年 2人

(みんなの大学情報https://www.minkou.jp/university/調べによるもので、
各高校・大学が発表する人数とは異なる場合がございます。
実際教え子が市原中央学校を卒業し東京造形大に合格しましたがカウントされていません。あくまで参考程度にお考え下さい。)


いかがですか。意外にも美術系高校からの合格者が少なかったように感じませんか。
松戸高等学校だけは結構な合格者が出ていましたが。
美術系高校からの合格者が少なかった理由を考えてみました。

東京芸術大学は、実技だけを評価対象にしますが、
他の上位私立美大では、学科と実技の配点割合が原則4:6なため、
学科で点数を取れないと合格できません。

また美術大学の入試では、美術系高校で学んだ技術だけではなく発展的な能力を評価されます。
美術系高校の先生方がの評価と、美術系大学で先生方の評価の違いはここにあるのでしょう。
そのため、合格者を多い美術予備校の講師は、有名美大の出身者が多いものです。

合格者が多い一般の高校には、もしかしたら有名美大出身の美術の先生がいて、
十分な指導をしているのかもしれません。

ちなみに知り合いのTさんは、東京芸術大学出身の作家で、有名美大予備校の講師歴があり、現在は学校で先生をしています。当然美術部の実績はかなり高いそうです。


 結論を私見で語らせてもらえますと、
美術が好きなお子さんが充実した高校時代を過ごすには、
美術系高校は向いていると思います。
ただし、美大受験を考えている場合は、合わせて美術予備校などで実技の追加体験が望ましいと考えています。


参考にしていただけたら、幸いです。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント