相田みつを美術館

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「つまづいたって いいじゃないか にんげんだもの」

                   作/相田みつを

 人は、良い結果を求めて努力します。
でも、自分の気持ちや努力とは関係なく、
うまくいかないことは、よくあります。
後悔したくなるような失敗も、時にはあります。

そんな時、誰かにこんな言葉をかけられたら、
どんなに心が軽くなるでしょう。p( ´∇` )q


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 先日、相田みつを美術館に行ってきました。
美術館は、有楽町駅からすぐの国際フォーラム内にあります。
ここに来たのは二度目ですが、最初の時と変わらず
新鮮な気持ちで館内をまわれました。

美術館は誰でも楽しめるように、遊び心にあふれています。
入館すると、通路にいきなり井戸があります。
井戸の中をのぞいてみると、・・・・・。!Σ( ̄ロ ̄lll)
もちろんお化けは出ません。お化け屋敷ではないので。(笑)
水をイメージした布地に、波紋とともに、
みつを氏の言葉が浮かんでは消えます。
言葉の性質を生かした、粋な演出だと思いませんか。

あまり書いてしまうと、
初めて行く人の楽しみを奪ってしまうので、もう一つだけ。

通路には、洞窟のように壁をへこませた空間がいくつかあり、
中には二人掛けできるベンチがついています。
暗がりのベンチでゆったり座っていると、
展示室で観た言葉が鮮明に浮かんできます。σ( ̄、 ̄=)。oO
詩の美術館にふさわしい、設備だと感じました。
(単に休憩できる場所という目的かもしれませんが・・・。)

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順路の最後には、カフェとショップがあります。
ショップでは、みつを氏の好きな言葉をポストカードで買えます。
お薦めのお土産は、
みつを氏の言葉が書いてある紙が入ったクッキーです。
年配の方に差し上げても、喜ばれると思います。
ただし、教えとかないと、食べてしまうかも・・・。(+д+)マズイ!

心が疲れた時、安らぎと力を与えてくれる場所です。


 ところで、詩人で、書道家の相田みつを氏を初めて知ったのは、
病院の待合室に置いてあった本でした。! ( ・・)ノ\/

それまで詩は、あまり好きではありませんでした。
もちろん素晴らしい詩も、たくさんあると思います。
しかし、私にとって詩は、
作者の考えが前面に出た、
自分よがりの言葉遊びや難解な表現が多い文学、
という否定的な先入観を持っていたからです。

だからこそ、みつを氏の詩は衝撃的でした。\(◎o◎;)/!!!
小学生でも理解できる簡単な言葉が、
なぜ、こんなにも心に言葉が突き刺さるのだろう?
「(´へ`)ウーム ・・・

美術館で知ったのですが、みつを氏の詩は、
最初から短く簡単な表現だったわけではありません。
自分の気持ちがこめられた詩から、文章を何度も削り、
一番伝えたい言葉だけを残したのだそうです。
そぎ落とされて残った言葉だけに、人は、
深く広がりのある言葉として感じるのでしょう。

そして、年月が流れても、老若男女が見ても、
こんなにも心に響く輝きがあるのでしょう。
・:*:・(´ー`=) ・:*:・


 今回行った時、子どもに対する詩の特集をしていました。
その中で気に入った詩を一編。

「みんな ほんもの

 トマトがねえ トマトのままでいれば ほんものなんだよ
 トマトをメロンに みせようとするから にせものになるんだよ
 みんな それぞれに ほんものなのに
 骨を折って にせものに なりたがる」  

                     作/相田みつを



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